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モーターの芯出し(センターリング)計算が簡単になりました。調整ライナー代が一発でわかります。ポンプやファンその他、回転する機械の軸芯を合わせることが出来ます(シャフトアライメント)。時間の掛る作業を短時間で終わることが出来ます。スマホでも操作が簡単。
ワサビの芯出し計算
・芯出し(センターリング)のライナー代が一発で!
・これまで時間が掛っていた芯出し作業の時間が短縮!
・分解時の記録から組立時のライナー代を計算し、ライナーの制作が出来るようになります。
-MEMO-
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ーちょっと自分で計算してみるー
ライナー代の計算
・芯出し作業をする機械の寸法を入力します。
イラストではポンプとモーターになっていますが、固定された機械と動かす側の機械で考えて下さい。
・カップリングの外径はダイヤルゲージの先端(測定子)が接触する円の直径を入力して下さい。
面振れ測定時の接する円直径が入力値として最適です。
・計測点から前足の距離・計測点から後ろ足の距離は、計測点から締付ボルト位置を基準にして下さい、違う場合もあります。
調整ライナーが大きい(足裏とベースの接地面が広い)場合で、前後のライナー代が違う時は、1つのライナー両端でも厚みが変わってくるはずです。大きい機械は注意して下さい。
・周(ダイヤル)の値・面(アクシャル)の値は、計測点の上をゼロにした時の計測点下側の値を入力して下さい。
「+」「ー」の符号はクリックで変更できます。
周の読み値で「+」はモーターが高い、「ー」はモーターが低い。
面の読み値で「+」はカップリングの下側が狭い、「ー」はカップリングの下側が広い、です。
カップリングの外側からダイヤルゲージを当てた場合は、面の符号が逆になるので注意して下さい。
又、棒形インサイドゲージ等は実寸なので、計測点上側の数値を引いて入力して下さい。
入力が終わればライナー代が計算されるので、その厚みのライナーを作って踏まして締め付けて下さい。
後は作業される皆さんの腕にお任せします。ピタッと出たらニコニコして下さい。
-MEMO-
メモは自由に使ってください。入力後にスクリーンショットを取ると後で整理出来るかなと思い作りました。
「print out」をクリックで、スマホなら機種によりPDF保存が出来るかも?
ワサビ式芯出し方法
ちょっと勝手にダラダラ書いています。自分のやり方がある人は、無視して下さい。
初めに、分解整備(脱着)の時は、とりあえず分解前のセンターリングチェックはやっておきましょう。時間の許す限り。
据え付けだけの時は…、やっぱりセンターリングチェックからかな?、数字(記録)が無くてはどうしようもないんで。
記録が出たら、入力してみる。
この結果でモーターの動かし代があるか?ボルト穴に余裕があるか?下げ代があるか?(面間も忘れないように)が、わかります。
芯が出るかは、この時点でわかってくるので、現状を把握し、ダメな時は方法を考える。
ここが大事で、これに気付き、考える人が、いち作業員とは違い現場を任せられる作業者や作業指揮者(棒心)になって行くのだと思います。
ちょっと話がそれました。
まずは、面の上下から。この時点では前後のライナー代が違い、数字が大きく変わります。面の上下だけを狙って、他の数値は「ほどほど」で頑張ります。たまに面間を確認するの忘れずに。
次に、周の上下を合わします。水平に上下するだけなので分かり易い数字で動きます。ここでも面間の確認忘れずに。で、ライナー調整は終了。
後は、左右に振るだけですが、面の左右優先しながら後ろ足の位置を決めて下さい。面間はここで決めて下さい、後で悲しい事にならないように。
後ろ足の位置が決まれば、周の左右は前足ポンッで芯出し完成となる予定です。思った通り動かないけど。
書き忘れました、「げた」の確認。「げた」の確認は一番最初にやって下さい。必ず!!
確認の仕方は、ダイヤルゲージをセットし、足のボルト4ヶ所全てを確実に締め込む、後は1ヶ所づつ緩めては締めてを繰り返します。
その時、ダイヤルゲージの針が振れれば、その箇所の針の振れ代をライナーで埋めて下さい。
振れ幅が1/10mmを超えれば修正するべき、それ以下はお任せます。
締める度に数字が変わると言う時は、「げたを履いてる」か「ボルトが接ってる」かが考えられます。初期の段階で潰してください。確実に作業時間の短縮に繋がります。
以上、ここに書いたのは、「ワサビ式」と言うことで、このやり方が必ずではありません。自分に一番合う方法を探してください。経験が一番です。
作業の速さにこだわらず、機械がストレスなく回ることを考えて芯出し頑張って下さい。